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言葉の魔法・・・

ファーストコンタクトからの・・・

ちょっと前、最近できたお洒落なカフェへぶらり・・・

そこでちょっとステキな言葉かけを聴いた

セルフサービス系によくある「お席は確保されてますか?」ではなく

「こちらでゆっくりされますか? お席見てきますね。」

ええやんか~それ頂きやな。

以前から販売員の仕事やってたと書いてますが、

販売員とお客様の最初の「ファーストコンタクト」

ここが一番神経使うし、大事な所。

私の中の格言

「ファーストコンタクト」を制するもんは

「チョモランマ」制覇としたもんと同じくらい嬉しい

かもしれんけどわからん。

 

今の仕事にも通じてるけど・・・

何回も来てくれはるようにならないとアカンねん。

1度売って終わりやったらアカン

来るたびに買ってもらわなくても良いねん。

だからこそ初めの言葉かけ大事

 

さて

皆さまはどうですか? 服屋さんに入って販売員がおったとする

1、話しかけて欲しくない。

2、自分が聞きたい事だけ教えて欲しい

3、話はしてもええけど、買わないとダメなような気がするから

  お金持ってない時は無視。

4、話したい! 買う気はないから帰る。

 

まぁ~一番多いのは1ですよ。お店に入った時から

「話かけるな!」オーラが半端ないっす。

でもね、ここでひるんだらあきません。

 

わたしが今までにお声がけした言葉で一番皆さまが

快く応じてくださったのが

 

「何かお手伝いが必要でしたら、お呼びくださいませ」

暗に 呼ばれるまで近づかへんよ。 とも取れる

無視される方はなく「ありがとう」と返答して下さる。

相手から言葉が発せられるというのが大事やと思う。

存在が認められた事になるから・・・

そしてこれが

お話するきっかけになるのです。

 

だから・・・気をつけないとダメですよ

メルマガとかで一言なんとかってコメント入れたら

結構餌食になりやすい・・・

騙されやすい人は、絶対コメントいれたらダメです。

ひっかかりまっせ。

 

そしてじっと見守っている。

お客様が何か探す動作

「アレ?これの色違いってある?」

「アレ?これってスカートとかセットになるんかな?」

ってあたりをキョロキョロされる視界の中に

自分の身体を入れ込んですかさず

「お手伝いさせて頂きましょうか?」

 

「あっ!これの〇〇ある?」

「ありがとうございます。

 お待ちくださいませ 

 探してお持ち致します。」 という流れになったり

 

或いは1回目の来店ではそのまま帰られても

お客様の中に

「この店はあまり話しかけて来ない店」=安心

これが生まれると2回目の来店があります。確実に

今度は「あっ!前に来てくださいましたよね。」的な笑みのみ。

 

時々目を合わして微笑む。おたたみしながら店内を移動

でもその方の広げているものはたたまない。

 

その方の広げているもの、色、形、チェックしながら

お好きそうなもんを広げて、おたたみやコーディネイトする

 

「あのう~そのブラウス袖の長さどれくらいですか?」

 

キタ~!!

「はい!肘隠れるくらいです。

 お袖の長さはどれくらいがよろしいですか?

 お探しいたします。」

 

ほんまにこういう時はめっちゃうれしいですよ

だって全神経集中してその人の事見てんねんから

何が好きなんやろ?

何探してはんのかな?

どこに着ていかはるんやろ?

ここには探してるものあるかしら?

あったらいいなぁ~

 

その次にスムーズなファーストコンタクトは

お召のものやお持ちのものを

見てお声がけする。

 

あるいは、お客様のお持ちのカバン、靴、洋服

お洒落な人は限定色持ってたりするから・・・

 

「あっ!これ○○から出てる限定色ですよね!」

「あっ!これ確か本店でのオーダーのみでしたよね!」

など

「わ~素敵な色合わせですね。」

など

でもこれはホンマに思ってないと効果ないです。

 

そのあとに、

「この限定色に合うスカートうちにあるんですよ」

と言って商品を紹介する。

 

一番アカンのは

「今日は何かお探しですか?」

探してなかったら入ったらアカンのか?

って昔言われました。

 

「今広げてはるブラウス、私も持ってるんですけど

 着やすいですよ」

あんたとお揃いを着る気ないって昔言われました。

 

今でも良く聴く接客ワードですけど

ホンマに気が入ってない薄っぺらい言葉は伝わらんなぁ~

って思います。

 

レッスンの時の言葉かけも一緒