「選ばれる」とは?
今日は体験レッスンについてお話しします。
体験レッスンというと、
当日の「体験レッスン」だけの事を思い浮かべる先生が多いのではないでしょうか?
でも大人の生徒さんにとっては問い合わせのメールを送った瞬間から
スタートしています。
予約の返信を受け取った瞬間から、
「この先生はどんな人だろう」と、
ドキドキしながら当日を待っているのです。
だから、予約の返信メールにもきちんと気持ちを込めたいですね。
よくぞ、行動を起こして下さった事についての「ありがとうございます」
ご経験のある方でしたら
「ご連絡ありがとうございます。
当日は手ぶらでお越しくださいね。
ピアノを弾かれるのは久しぶりで、ワクワク・ドキドキされていらっしゃると思いますが
きちんとサポートさせて頂きます。」。
そんなひと言があるだけで、当日の緊張はずいぶんやわらぎます。
「初めての方でしたら」
「ご連絡ありがとうございます。
当教室では初めてピアノレッスンスタートされる
大人の方が多くいらっしゃいます。
安心してお越しくださいませ。
丁寧にサポートさせて頂きます。」
こんな一言があると安心ですよね。
「体験レッスンの実際の流れ」
講座では、体験レッスン内容を、流れに沿ってご紹介します。
大まかには、
出迎えとちょっとした雑談でほっとしてもらう時間、
ピアノとの思い出や弾いてみたい曲をうかがう時間、
初めての音を出してみる時間、「弾けた!」を味わう時間、
そして次へのイメージを一緒に描く時間、という流れです。
それぞれの場面には、
心理学の裏付けがあります。
最初の雑談は、生徒さんの気持ちを「安心」の状態にするため。
弾きたい曲を一緒に選ぶのは、
「自分で決めた」という自律性を感じてもらうため。
「弾けた!」は有能感、そして先生との会話は関係性。
この3つが満たされると、
人の内側からやる気が湧いてくることが知られています。
「弾けた!」の場面を作る
体験レッスンでは「弾けた」と言う瞬間を意識しています。
講座では具体的に「どんな瞬間を作るか?」をご紹介しています。
「弾けた!」があると、
生徒さんは帰り道で
「楽しかった」「私にもできそう」と感じてくださいます。
その気持ちこそが、入会の一番の決め手になります。
体験のあとのひと言
体験が終わったあとのフォローも大切です。
なるべく早いタイミングで、
「今日はありがとうございました。最後のフレーズ、とても素敵でしたね」と、
その方だけに向けたメッセージを送ります。
「入会してください」というお願いではなく、
「あなたのことをちゃんと見ていました」というメッセージです。
講座では、体験レッスンで実際に使っている声かけや、
体験後のメッセージの例もお伝えします。
私たちは「選らばれた」責任として生徒さんに「選んでよかった」と
感じてもらうレッスンをする義務があります。
その思いが底辺にあるかぎり、生徒さんはレッスンを続けることが出来ると思っています。
そして「選んだ」生徒さんに「選んでよかった」と言う満足感・充足感を
感じてもらう・・・
それが「続ける」仕組みなのでは?と思います。
次回は「続ける」。
入会後の生徒さんが、無理なく続けられる仕組みについてお話しします。