サイトへ戻る

 

ポコラの大冒険へいわへのひびき4 (物語解説詳細版)

2026年1月23日

「平和のためにどうすればいいのか?
必要なのは、誰かを倒すための力ではありません。

「4つのくにのへいわのために
いまできることをせいいっぱいやってください」

という言葉は、
私たちの日常にも、そのまま重なります。

完璧じゃなくてもいい。
正解がわからなくてもいい。
それでも、
誰かを大切に思う気持ちから
一歩動いてみること。


音楽は、
人を比べるためのものではなく、
人を操るためのものでもありません。

人を思い出し、人とつながり、平和へ向かうためのもの。

だからこそ、ポコラたちは旅に出ます。

「いまできること」を胸に。

音楽の女神「ヴェナ」がポコラたちに
この言葉を投げかけます。

 

「イグニや“ひのくに”のポコラたちをたすけてちょうだい!」
「“おんがく”は“へいわ”のためにだけあるのです。」

音楽は、勝つためのものじゃない。
支配するためのものでもない。
誰かを動かすための力でもない。

音楽は、人を守るためにある。

傷ついた心に寄り添い、
迷った心に戻る場所をつくり、
分断された関係をもう一度つなぐためにあるのです。

 

イグニは
迷った存在、揺れた存在として、
戻ってこれる存在として書いています。


音楽は、
感動を生むものでもある。
人を動かす力もある。
でもそれは、
使い方を間違えれば、
人を操る力にもなってしまう。

 

だからこそ、
ヴェナは言い切るのです。
「音楽は、平和のためにだけある」

競争のためでもなく、優劣のためでもなく、評価のためでもなく、

誰かの心を壊さないために。
誰かを孤立させないために。
誰かを戻すために。


それが、音楽の存在理由だと。

 

この言葉は、
物語の中だけの言葉ではありません。

発表会という場所も、同じ意味を持っています。

 

発表会は、上手に弾く場所ではありません。
勝つ場所でもありません。
比べる場所でもありません。


それは、
「ここにいていい」と
感じられる場所。

音を間違えてもいい。
緊張してもいい。
泣いてもいい。

 

それでも、音楽を通して
つながっていられる場所。

それが本当の意味での
「音楽は平和のためにある」
ということなのだと思います。


音楽がある限り、
人は、戻ってこられる。

音楽がある限り、
誰かのそばに、
もう一度立つことができる。

それが、
『ポコラの大冒険 へいわへのひびき』が
伝え続けるメッセージです。