サイトへ戻る

ウェルビーイングとは?

· 楽譜ナビPLUS,ウェルビーイングでいこう,ピアノ教室運営,LPO連載中,聞いて!まるみえ先生

みなさまも「ウェルビーイング」という言葉を耳にされた事があると思います。

今回は、この言葉の意味と、それがピアノレッスンにどう関わるのかをお話ししたいと思います。

ウェルビーイング(Well-being)とは、「病気ではない」「困っていない」という状態を指すのではなく、身体的・精神的・社会的に良好で、その人らしく満たされた状態にあることを意味します。世界保健機関(WHO)の健康の定義にも用いられている考え方で、近年は教育の分野でも「子どものウェルビーイングをどう支えるか」が重要なテーマになっています。

生徒さんにとってのウェルビーイング

ピアノレッスンにおける生徒のウェルビーイングとは、「上手に弾けること」だけを指す事ではありません。精神的な不安や過度なプレッシャー、そして「期待に応える」「〜ねばならない」ところから遠く離れているのが「ウェルビーイング」です。

レッスンに来ることが楽しみであること、自分のペースを尊重されていると感じられること、そして何より「自分を好きになれること」これが、「ウェルビーイング」であり

私が教室のブランドプロミスとして大切にしている核心です。

弾けた・弾けなかったという結果だけで生徒を評価してしまうと、

音楽は「評価される場」になってしまいます。そうではなく、一人ひとりの個性や想いを応援する「すべてオッケーの哲学」のもとで関わることで、生徒は安心して自分を表現できるようになり、それが結果として、長く音楽と付き合っていく力になると考えています。

ピアノ講師にとってのウェルビーイング

そしてもう一つ大切なのが、講師自身のウェルビーイングです。講師が心身ともに満たされていなければ、「生徒の安心を支えることはできない」ということです。

無理な指導方針を自分に課さない、完璧な演奏を強いない、生徒との関わりの中に自分自身の喜びを見出す講師が自分を大切にしながら関わることが、巡り巡って生徒のウェルビーイングにもつながっていきます。

生徒さんが「音楽」によって「自分の喜び」を見出す「のびのびと自分の好きが言える」

そんなレッスンにフォーカスしたレッスンこそが「今、求められるピアノレッスン」の一つの形でもあるように思います。

Section image

その思考の先へ・・・

今日はもう一つ、「ウェルビーイング」の土台になる「マインドフルネス」をご説明しましょう!

 

ウェルビーイングの代表的なモデルに、心理学者マーティン・セリグマンが提唱した

PERMAモデルがあります。

  • Positive Emotion(ポジティブ感情)
  • Engagement(没頭・フロー)
  • Relationship(良好な人間関係)
  • Meaning(意味・目的)
  • Achievement(達成)

マインドフルネスはウェルビーイングの「土台」として考えられることが多いのです。

「今この瞬間に、評価や判断を加えずに意識を向ける」状態そのものが、

「Positive Emotion(ポジティブ感情)への入口になったり、

Engagement(集中・没頭)を可能にする条件になったりします。

 

ポリヴェーガル理論とも繋がっています。

 

ピアノレッスンで考えてみると、マインドフルネスはポリヴェーガル理論とも直結するのですよ。

マインドフルネスの実践(呼吸への意識、身体感覚への気づきなど)は、

腹側迷走神経系を優位にする経路の一つとして説明できます。

「安全である」という身体感覚(ニューロセプション)が土台にあってはじめて、

人は今この瞬間に安心して意識を向けられます。

つまりマインドフルネスとポリヴェーガル理論は、

「安全→つながり→集中」という一本の線でつながっています。

 

私はいつも教室生、保護者様の「安心」「信頼」を一番の柱で考えています。

教室名や、講師の名前を思い出した途端「心臓がバクバクする」や「緊張」する

「背筋がピンとする」

あのね。そんなん要りません。必要なし!

 

教室名や講師の名前を思い出した途端「ムフフ」って笑ったり

クスッと笑ったり、ホッとしたり・・・

 

そう思ってもらいたいと考えて教室を運営しています。

 

あぁ!そして私の「マインドフルネス」は教室の玄関の飾りつけです。

その間「没頭して、時間を忘れ、今この瞬間に集中することが出来ます。

 

その結果、自分も楽しみ、教室生も楽しみ、保護者様も楽しむ事が出来る

3者まとめてのウェルビーイングにつながっているのです。