2025年10月1日
9月30日(火)
「できない子なんていない
やる気を引き出すピアノレッスン指導法」
という内容でお話しさせて頂きました。
「できない」ではなく「やらない」
ではなぜ「やらない?」
「やらない」理由を細分化することで解決できることがたくさんあります。
行動分析学からの視点で生徒さんたちの行動・言動から
「やらない」理由を探り、解決方法を探ります。
ウェルビーイングからの視点で幸福感を5つの要素で考えます。
P(Positive Emotion):ポジティブな感情、楽しさ・ワクワク
E(Engagement):没頭・集中、フロー体験
R(Relationship):人とのつながり、安心できる関係
M(Meaning):意味・目的、人生や活動の意義
A(Accomplishment):達成、できた!という成功体験
ピアノレッスンだからこそ叶えられる「ウェルビーイング」を
お伝えします。
そして「非認知能力」を育てることを目的とするSEL教育からの視点では
① 自己認識:自分の感情や強み・弱みを理解する
② 自己管理:感情や行動をコントロールする、忍耐力を育む
③ 社会的認識:他者の立場や気持ちを理解し、共感する
④ 人間関係スキル:協力・協働しながら他者と良好な関係を築く
⑤ 責任ある意思決定:自分の行動に責任を持ち、より良い選択をする
ピアノ教育では、例えば『どの曲を選ぶか』『連弾で協力する』といった経験を通して、
SELの力が自然と育まれていきます。
5つの【具体的指導例】を挙げさせて頂きました。
以上のような3つの視点から、生徒さんへのレッスンアプローチを
お話しさせて頂きました。
受講者の皆様の感想はまた改めて・・・
次回は11月18日(火)です