「宿題をやってこない…」
「同じところで何度もつまずいてしまう…」
「注意しても、次の週にはすっかり忘れている…」
子どもたちの姿を見ながら、つい「努力不足だから仕方ない」と片付けてしまいたくなる時もあるかもしれません。でも、本当に「できない子」はいるのでしょうか?
行動分析学の視点では、子どもの行動は「できない」ではなく
「やらない」場合が多く、その背景には環境や結果の積み重ねがあります。
つまり、「できない子」ではなく、
「できない環境」に置かれている子だと捉え直すことができるのです。
今回の講座では、心理学・行動分析学・音楽教育を組み合わせて、
子どもの“やる気のタネ”をどう見つけて育てるかを実践的に学びます。
『できない → やってみたい! → できた!』へと変わっていく魔法のアプローチを、具体的なレッスン例や声かけ実演を交えて紹介。
「叱る」でも「諦める」でもなく、一緒に“学びの壁”を越えていくための方法をお伝えします。
さらに、ウェルビーイング(PERMAモデル)やSEL教育の観点も取り入れ、
小さな成功体験を積んで、喜びや達成感を味わう
集中して夢中になる「フロー体験」を生み出す
仲間や家族とのつながりを感じて、人との関係を豊かにする
発表会や家族への演奏を通して、音楽に意味や目的を見出す
「自分で選んでやり遂げた」という自信を育む
こうした体験を、ピアノを通じて子どもたちに届けることができます。
「やらない子」が「やってみたい子」に、そして「続けたい子」へと変わる。
ピアノ教育は、ただ技術を習得するだけでなく、子どもたちの人生に必要な力――自己認識、自己管理、共感力、協働力、意思決定力――を育む学びになるのです。
この講座は、先生自身にとっても大きな気づきとなるはずです。
「叱らなくてもいい」
「努力不足と決めつけなくてもいい」
そう思えるだけで、レッスンはもっと楽しく、安心できる場に変わります。
ぜひ一緒に、子どもたちが輝く“やる気のタネ”を見つけてみませんか?
