
2026年6月より「もう迷わない ピアノ導入教材の活用法と指導のコツ」と題した内容で
2026年9月28日(月)平瀬楽器 藤原台センターでも開催させて頂くことになりました。
ポリヴェーガル理論:自律神経系には「安全・つながり」「闘争・逃走」「凍りつき」という状態があり、私たちは無意識のうちに「今、安全か」を感じ取りながら、その状態を切り替えているという理論です。
私はこの理論を知ってから、生徒が教材の前で固まってしまう瞬間を、単なる「できない」ではなく、神経系のはたらきとして理解できるようになりました。
SEL(社会情動学習):自己理解・自己管理・社会的認識・人間関係スキル・責任ある意思決定という5つの力を育てる教育アプローチです。生徒の感情や状態を丁寧に観察し、決めつけずに関わることは、私にとってSELの視点そのものであり、生徒自身がこれらの力を育てていく土台にもなっていると感じています。
ウェルビーイング:単に「問題がない」状態ではなく、身体的・精神的・社会的に良好で、その人らしく満たされた状態にあることを指す概念です。「できた」という達成感、音楽を楽しむポジティブな感情、先生との信頼関係——これらすべてが、生徒さん一人ひとりのウェルビーイングを形づくると、私は考えています。
この3つは、それぞれ独立した理論でありながら、それぞれが「自分」というものを形成していくにあたって必要不可欠なものだと考えています。
これから成長していく子供さんたちをお預かりしている者として、内面を育てていくという責任があると感じています。生徒さん一人ひとりの精神状態・成長過程を「ポリヴェーガル理論」「SEL教育」の視点で丁寧に見極め、日々のレッスンを通じて「ウェルビーイング」を育てていく
という覚悟でレッスンしています。
その中で生まれた様々なレッスン方法を皆様にご紹介したいと考えています。
では講座で目指している到達ゴールを振り返らせてください。
教材が進まない原因を、感情ではなく構造で説明できるようになる
「合わない=失敗」から離れ、変える・続ける・併用するという判断を論理的に行えるようになる
「順番通りに進める」という思い込みを手放し、魔改造・事前準備・迂回教材という3つのアプローチを実践できるようになる
教材の設計思想と生徒の特性を見極め、目の前の生徒に最適化した指導を届けられるようになる
私はいつも、こんな思いで指導にあたっています。
「テキストに縛られず、今この時に必要な事を講師自らの体験によって指導する」
「教材を軽んじる」という意味ではないのです。教材を理解し、分析した上で、生徒さん一人ひとりの状態を見極めた上で、最終的には「教材ではなく生徒さんを優先する」ということなのです。
その時に必要になるのが先生方の音楽経験と指導理念が大事であるという事を
お伝えしたいと思っています。
もう迷わない ピアノ導入教材の活用法と指導のコツ
定番教材を【魔改造】レッスンが変わる使いこなし
講師:中西美江
日時:2026年9月28日(月)10:30〜12:00(受付10:00〜)
会場:平瀬楽器 藤原台センター
参加費:コミュニケーションカード会員 2,500円/一般 3,000円
お問い合わせ・お申し込み:平瀬楽器 藤原台センター
Tel:078-981-3510(ネットでのお申し込みも可能です)
導入教材選びに、いつも迷いを感じている先生
教材を「変えるべきか、続けるべきか」の判断基準がほしい先生
保護者の方に、進度や教材選びの理由を論理的に説明できるようになりたい先生
目の前の生徒ひとりひとりに、もっと最適化した指導を届けたい先生
生徒の心の状態にも目を向けた、ウェルビーイングを大切にする指導をしたい先生
導入期のレッスンに、もっと自信を持ちたい先生
【講座内容】人気・定番教材の比較
講座では、「ぴあのどりーむ」「オルガン・ピアノの本」「アルフレッド」「バーナム」
「こどものバイエル」「ひくのだいすき」「よいこのピアノ」「ぐんぐん伸びる」など、
現場でよく使われる定番教材について、設計タイプ・進度・音楽性・読譜・副教材の充実度・向く生徒タイプまでを一覧で整理した比較表もお見せします。
この一表があるだけでも、教材選びの視界がぐっと開けるはずです。
最後に、私からのメッセージです
新しい教材も「設計思想 × 生徒の特性」で、いちばん輝く使い方を。
教材は「使う」ものから、生徒と先生が「共に育てる」ものへ。
そして根底には
ポリヴェーガル理論・SEL・ウェルビーイングという、
生徒の心と身体をまるごと見つめる視点があります。
導入期のレッスンに自信を持ちたい先生、
そして「もう迷いたくない」と感じているすべての先生に、心からお越しいただきたい講座です。
お申し込み・お問い合わせは、平瀬楽器 藤原台センター(Tel:078-981-3510)まで。当日、会場でお会いできるのを楽しみにしています。
