今日は講座の中心となる「続ける」についてお話しします。
大人の生徒さんが続かない理由として、
「本人のやる気」が挙げられることがよくあります。
そうかな〜〜「やる気」はなかなか消えないと思うのですよ
「やる気の量が練習の量ではないのです」
継続はがんばりや根性で支えるものではなく、
仕組みで支えるものだと考えています。
レッスン最初の言葉掛け
まず大切にしたいのが、レッスン最初の言葉掛けです。
大人の生徒さんは、仕事や家事を終えて、
気持ちを切り替える間もなく教室に
来られることが多いので
いきなり
「では宿題の曲から」
「宿題どこでしたっけ?」
「宿題の曲どれくらい出来ました?」なんて言葉から始めると、
体も心もついてきません。
「えっ!今週忙しくて出来なかった」なんて
出来なかったの言い訳から入るレッスンは
ストレスのかかるものになります。
最初の時間こそ、
「今週はどうでしたか?」という雑談や、
講師自身の近況やなど
指慣らしを兼ねた好きな曲の演奏など、
心と体をほぐす時間にしたらいかがでしょう?
この時間があるだけで、
スムーズに日常の時間から
自分だけの時間に変わります。
その実感こそが大人のレッスンに大切なものなのです。
「月ごとの目標を一緒に決める」
大人の生徒さんには、
月ごとに小さな目標を一緒に決めることも
おすすめしています。
「今月はこの曲の前半を弾けるようにする」
「今月は両手で合わせてみる」
目標を先生が決めるのではなく、
生徒さんと話し合って決めることがポイントです。
自分で決めた目標は、
人に決められた目標よりも
ずっと続きやすいからです。
そして、無理して超える課題ではなく
少し意識するだけで到達する
目標にしておくこともポイントです
「やる気をしぼませない宿題」
宿題の出し方にも工夫があります。
大人の生徒さんにとって、
「練習できなかった」という罪悪感は、
教室から足が遠のく大きな原因になります。
あくまでも個人差ですが
「1日5分でもできること」
「できなかったら、レッスンで一緒にやればいい」くらいの軽さで伝えます。
生活の中で「ピアノレッスン」が根づいたら
「宿題の量」を調整していきましょう!と言う言葉も忘れずかけてくださいね
「3ヶ月の壁をどう越えるのか?」
入会して3ヶ月ほどたつと、
多くの大人の生徒さんが「壁」にぶつかります。
始めたばかりの新鮮さが落ち着き、
「思ったほど上達しない現実」や
「思ったほど練習に時間を割くことが出来ない日常」に
向き合う時期です。
この時期に先生ができることを知っておくだけで、
お休みや退会を防げることがたくさんあります。
講座では、3ヶ月の壁が来る前のサインと、
その乗り越え方を詳しくお話しします。
大人こそオリジナル楽譜「マイピアノ楽譜」で乗り切る
そして、
継続を支える大切な道具が「マイピアノ楽譜」です。
生徒さんの好きな曲を、その方の今の力に合わせて、
その方のためだけにアレンジした楽譜です。
「この曲が弾きたくてピアノを始めたんです」という想いを、
無理のない形で叶えてあげられる。
それが、大人の生徒さんにとって
何よりの「続ける理由」になります。
「先生がレベルに合わせて、楽譜を作ってくれる」と言うことは
こちらが考えている以上に生徒さんにとって価値が高いものなんです。
「自分のレベルを知ってくれている先生が作ってくれるのだから
絶対完成することができる」と言う思いは
練習を始める前のモチベーションアップにも繋がります。
大人のレッスンについての向き合い方は
そのまま「子どものためのレッスン」の向き合い方とも繋がります。
大人も子どものレッスンも同じく、対峙することで
「続けるレッスン」「気持ちがつながるレッスン」になることは
間違いありません!