私の本の読み方は好きになった作家さんがいると先ずは全作品を読む事に徹します。
長編・短編・エッセイやらなんやら・・・その後その小説の中で引用された一節の歌詞・文章を
調べてその本を読んで理解してから又その作品を読むという方式なので
やたらと時間がかかりますが、でも1回目に読むより遥かに面白いに読みごたえが感じられます。海外の作品は聖書からの引用が多いので、旧約聖書や新約聖書両方読まないとより理解が深まらないんです。ギリシャ神話にマザーグース・・・小人の話や森についての考え方など・・・
少しはなしが戻りますが・・・バイデン大統領の演説に旧約聖書の「コヘレト」さんの言葉が引用されました。
「すべてに時機がある。建てるに時があり、収穫するに時があり、植えるに時があり、癒やすに時がある」
この言葉私もすきなんです。「時機来たり」「時期尚早」など日本でも言葉がありますけど
時機とは精神の中での時もあれば、生命としての時もあるし、色んな意味に捉える事が出来るし
宗派とか超えてこの言葉を考える事が出来るかなぁ~と思います。
私の場合は「これもした方が良いんちゃう」って思ってたけど「今ではない」かもよ・・・
だって心がそっちに向かないもん~
そしてあれもこれもした方が良いんじゃない?という思いが起こったときは
「朝のうちに種を撒け~~~ 夕べまで手を休めてはならない」という言葉も好き・・・
まぁ~ごちゃごちゃ考えやんと、自分の今の仕事と自分の出来る事を自分の領分でひたむきに頑張れっていう事ちゃうか?と私は思っていますが
本来の意味は知らん・・・
けど紀元前にもうこういう考えがあると思うと感心しちゃう・・・
ていうか人間ってほんまにあるところから悩みもなにもかも一緒なんやと思ったら
色々考えちゃうよね・・・こんなに文明が発達してるのに奥底が一緒って精神的なものは豊かになってないのかしら?
「その時機がくるまで」 風を読んだり、空を読んだりするのも良いけど
しっかり地に足をつけて、今の自分が一番出来ると思うものをしっかりと朝に種を撒きましょう
誰にいうともなく自分にむけたメッセージでした。